米国環境政策の重大転換:EPA、温室効果ガス規制の法的根拠を撤回

北米エネルギー政策の一潮流:環境規制緩和

2026年3月上旬、米国のエネルギー政策において重要な進展が明らかになった。米国環境保護庁(EPA)は、温室効果ガス(GHG)排出の連邦規制の根拠となっていた「エンデンジャーメント・ファインディング」の撤回を公表した。この決定は2月18日に最終決定され、EPA公式ページは3月4日に最終更新された。この動きは、国内の環境規制枠組みの再定義に向けた米国の姿勢を示している。

米国環境政策の転換:GHG規制の根拠撤回とその背景

米国環境保護庁(EPA)は、2026年2月18日に温室効果ガス(GHG)排出の連邦規制の根拠となっていた2009年の「エンデンジャーメント・ファインディング」を撤回する最終規則を公表した。この決定は、2月12日に最終決定され、そのEPA公式ページは3月4日に最終更新されたものである。この撤回により、EPAはクリーンエア法第202条(a)(1)に基づき、地球規模の気候変動を理由とする自動車排出ガスに対するGHG排出基準を定める法的権限を失うこととなった。この判断がない場合、EPAはクリーンエア法第202条(a)の下でGHG排出基準を定める法的権限を欠くため、軽・中・大型の公道走行車両およびエンジンに関する全てのGHG排出基準も撤廃された。これは、米国の気候変動政策における重要な転換点となる。

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Reference / エビデンス