2026年3月5日時点の国際金融規制とCBDC動向:BISとBCBSの警鐘、IMFの新たな提言
国際金融規制の最新動向:BISとバーゼル銀行監督委員会の警鐘と新たな指針
2026年3月5日、国際決済銀行(BIS)のデコス総支配人は、世界金融危機後に導入された銀行規制を撤廃する際には慎重に進めるべきだと警告しました。同日、バーゼル銀行監督委員会(BCBS)は、「統合されたガイドラインとサウンド・プラクティス」と題する市中協議文書を公表し、国際的な銀行規制の枠組みにおける最新の議論の方向性を示しました。
中央銀行デジタル通貨(CBDC)を巡る国際的な議論と各国の進展
2026年3月時点において、中央銀行デジタル通貨(CBDC)を巡る国際的な議論は継続しています。国際通貨基金(IMF)は、トークン化された準備金に関するFinTechノートを発表し、中央銀行がトークン化されたエコシステム内で中央銀行マネーの安全性、流動性、政策的役割を維持する方法として、トークン化された準備金を探求していることを指摘しました。
[ Advertisement ]Reference / エビデンス
- 銀行規制の撤廃には慎重さ必要、BISトップが警告 2026年3月5日、国際決済銀行(BIS)のデコス総支配人は、世界金融危機後に導入された銀行規制を撤廃する際には慎重に進めるべきだと警告した。
- バーゼル銀行監督委員会(BCBS) 2026年3月5日、バーゼル銀行監督委員会(BCBS)は、市中協議文書「統合されたガイドラインとサウンド・プラクティス」を公表した。
- 7か国財務大臣・中央銀行総裁会議(G7) 2026年3月9日、G7財務大臣会議がオンラインで開催され、共同声明が発表された。
- 日本銀行決済機構局 「中央銀行デジタル通貨に関する連絡協議会」第 10 回会合の議事要旨 2026年3月12日に公表された日本銀行の「中央銀行デジタル通貨に関する連絡協議会」第10回会合の議事要旨では、パイロット実験の進捗状況、デジタルユーロのクロスボーダー利用に関する検討、ステーブルコインやトークン化預金といった新たなテクノロジーに関する議論の必要性が示された。
- Central Bank Digital Currencies (CBDCs) and other digital currencies – March 2026 2026年3月のCBDC動向に関する報告によると、欧州中央銀行(ECB)はデジタルユーロの潜在的な発行に向け、2027年後半に12ヶ月間のパイロットを開始し、2029年までの発行を目指している。また、国際通貨基金(IMF)はトークン化された準備金に関するFinTechノートを発表し、中央銀行がトークン化されたエコシステム内で中央銀行マネーの安全性、流動性、政策的役割を維持する方法として、トークン化された準備金を探求していることを指摘した。
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